田舎暮らしに思いを巡らす

ゴールデンウィークに田舎に帰省した。

筆者はここ最近、首都圏の某地域で中古・新築・注文建築を問わず不動産を探しまわっていて、ちょっと不動産に詳しくなったつもりになっていた。

当然と、首都圏と田舎では、土地の価格も全然違うし(首都圏の場合は建物本体よりも土地のほうが価格が高いが田舎だと逆転する)、ライフスタイルも違う、仕事も違う。 今まで意識しなかったが、改めて、田舎暮らしって良いもんだなぁと再認識した。

思うことは多々あるのだが、印象的なことだけ書く。

築160年の家だった

東京土産を渡すために、祖父母の家に寄った。子供の頃からよく遊んでいた家だったが、この時初めて築年数を知った。元は江戸時代に建てられた家であり、所々、改築している。天井や柱には古い木がむき出しになっていて、時代を感じる。窓が大きくて風がよく通るし、巨大な柿の木によって日差しが遮られるので夏でも涼しい。都会では感じられない開放感がある。田舎においては決して広いとは言えないが、前庭・裏庭があって、蔵もある。

子供の頃は、「まわりの家は新しくて2階建てでカッコイイのに、うちの祖父母の家はなんでボロなんだろう」と真剣に考えていたのだが、首都圏での生活と家探しの経験を積んだ今では、古き良き日本家屋に憧れたりするのだ。

家から徒歩数分の場所に小さい畑がある

畑は、良い。

この小さい畑では、自分の家で食べたり近所にわけたりする野菜を育てている。 野菜でも肉魚でも、採れたては美味しいのだ。 東京でも、畑のレンタルを行っている場所があり、近年では人気を集めている。マンションのベランダでも、プランターで野菜を育てることができる。筆者も、今年はベランダで野菜を作ることを計画している。

長く住む

最近の日本の住宅は、20年から30年程度で建て替えられてしまうことが多いと言われている。そうやって家を使い捨てにするのは、家主の勝手なので、建て替えたい人はどんどん建て替えればよいと思う。 しかし筆者は、商業主義の消費型社会に流されず、良いものを長く使い、お金に振り回されない生活に憧れるのだ。

また、国としても、「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」を施行するなど長く住める家を建てることを推奨している。

ずっと首都圏で生活するのか、田舎で生活するのか、引退後に田舎に住むのか、、、答えは出ないが、価値観がちょっと定まってきた。